今月のメインイベント
最近、緊張で足が震えたことってありますか?
昨日はあるトークイベントを拝聴するために、久々の下北沢に行ってきました。
相変わらず若い方々でごった返す駅前!楽しいお店がたくさんありそうな予感がする街ですが、今回は目的のためにそそくさと開催場所に向かいます……
昨日トークイベントが開かれたのは、下北沢の本屋「B&B」さん。
階段を上る途中で既に、コーヒーの良い香り。
お酒を含む、ドリンクを片手に本が選べるという素敵な本屋さんです。ところ狭しと並べられた本のジャンルも、旅、宇宙、教育、雑貨、カメラ……と、とても幅広く、他の本屋さんとは違うこだわりが詰まっていて、ひとつひとつ題名を読んでいるだけでも時間がすぐに過ぎてしまいました。
こちらのB&Bさんは、毎日、作家さんや編集者さんを招いてトークイベントを開催されています。あの方も!こんな方も!えっ!この方も!という有名人がずらり。コンパクトな会場なので、お目当ての作家さんや芸能人のお話を聞きたい方には、とてもワクワクしてしまう空間だと思います。ぜひ。
そして。
いよいよ始まったトークイベント。
今回の私の目的の方々は「雑貨屋 hal の後藤由紀子さん × 編集・ライターの一田憲子さん」。
先日、森岡書店でのイベントにもお伺いした後藤由紀子さんと私の大好きな編集・ライターさんである一田憲子さんのイベントでした。
今回は、思うところがあり思い切って向かったイベントで、家を出る前からソワソワ。
電車の中でも、もしかしたらブツブツ言っていたかもしれません^^;
でもお二人のトークが始まると、とてもほっこりした空気が漂う後藤さんと優しくてテキパキしている一田さんとの掛け合いがとてもツボで、会場みんながずーーっと笑顔で聞いているような時間を過ごすことができました。
私は、あれもこれも頑張らなきゃ!って思いがちなところがあるので、またそれを周囲の人にも求めがちで、アワアワ、イライラ、オドオド、ソワソワ…
結局は、ボロが出ることも多いので、7分目くらいをきちんとこなせた方が自分にも相手にも良いのかもなぁと、目から鱗でした。それを実践している後藤さんを拝見していると、よけいに7分目が良いのだな!と。
さっそくクイックルワイパーの隙間を開けます。(内容はぜひ書籍で!)
トークイベントが終わる時間に近づくにつれ、心臓はドキドキ。
帰り仕度をしながら目はずっと一田さんを追って…怖いですね^^;
こういうイベントは初めてだったので、きっとお話はできないんだろうと思っていたのですが、話しかけることに成功。
ところがサインをいただくのも躊躇し、本を出す手も震える。
お話しする時間なんてないだろうと思いしたためた、きっととんでもないことを書いたラブレターなのに、とんでもなくサラッとお渡しする。
私、ただの怖い人やん…と帰り道は撃沈でした。
丁寧な暮らしぶりの後藤さんを拝見して、今日は和食にしよう…とトークイベントの間に決めて。帰りに立ち寄ったデパ地下の魚屋さんで、今日の目玉だという大きなブリを4つ買い。隣にあったあさりは、あさり汁にしようと。
帰り道〜買い物〜帰宅〜夕ご飯を作る間で、なんとか気持ちを持ちなおしました。
生のインタビューを拝見でき、本からは読み取ることができない話の間や、どんな返答もドンと受け入れてくれる安心感を醸し出す一田さんの様子をあんなに間近で拝見できたことは、私には大きな第一歩だったと思います。
ライターとして取材に出るときに思い出したい、大きな大きな一日でした。
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