お伊勢まいりと赤福本店

あらためまして、

あけましておめでとうございます。


暮らしまわりの出来事を綴っていくことを目的にスタートしました「くらしまわり」です。

年初め、パワースポットとして訪れる人も多い伊勢神宮について書いてみようと思います。

2016年は伊勢志摩サミットとしても話題にもなった、三重・伊勢。

お正月に訪れる方も多いでしょうか。

普段からたくさんのお伊勢まいりの方で混み合っていますが

年末年始はさらに人でごった返していて、どこを見ても人、人、人。 

不思議なのは、そんなにたくさんの人でいっぱいなのにもかかわらず

神宮の中は凛とした空気と爽やかな風が吹き抜けているのです。 


私は地元から近いにもかかわらず、伊勢神宮を訪れた記憶はあまりなく

その良さを知るのは最近になってからです。


そこに何かがあるかのように、言葉通り一歩足を踏み入れると

何とも言えない神聖な気持ちになり、お参り後は本当に気持ちがスッキリ。

不思議とパワーをいただけるような、そんな場所です。


伊勢神宮に行く方々が楽しみにしていることに周辺の散策もあるでしょう。

お参りのあとは、こちらも観光地として有名になったおかげ横丁へ。 


Photo by くらしまわり




伊勢のおもてなしがギッシリ詰まった街であるおかげ横丁には

食事からお土産までさまざまなお店が50以上揃っています。 

江戸時代から明治時代の頃の建物を再現した街並みになっており、見て食べて買い物もできるので

参拝後はのんびりと散策したいですね。



 Photo by くらしまわり 



そんな中でもおすすめしたいのが赤福本店です。 

絶対に出来たてを食べよう!と決めていた赤福餅を目当てに向かいました。

重厚感のある看板を見上げ海老茶色ののれんをくぐり、明治時代から130年以上も続くという風情ある建物の中へ。 


Photo by くらしまわり 



お店に入るとすぐに、三つの大きな朱色のかまどがお出迎えしてくれます。

温かい湯気が上がるかまどを通り過ぎ、

赤福の特徴でもある三筋の清流をつける職人さんたちを横目にさらに奥に進みます。 


Photo by くらしまわり 



お店の奥には五十鈴川を眺める縁側席や靴を脱いで上がる座敷席がありました。 

こちらで出していただく番茶は、先ほどお店を入ってすぐ目にした朱色のかまどで沸かされたお湯を使って入れてくださっているそう。歩き回って冷えた身体を温めてくれる番茶は、身にも心にも沁みます。あぁ、至福のとき…。 


ちなみに… 

赤福餅を購入したときに、おなじみのピンクの包みを開けたときに入っている「伊勢だより」をご存知ですか? 

温かみのある木版画が刷られている小さなカードなのですが、こちらの伊勢だよりは毎日別のものが入れられています。日にちが記載されているので特別感があり、収集するマニアも多いようですよ。


赤福のご主人がお客様あてに贈られるお手紙だそうで、その日ごとの言葉も添えられていてその種類は500種類以上だとか!全てをチェックしたくなるのは私だけでしょうか。 赤福の公式サイトで拝見することもできますが、店頭などにも置かれているそうなので、訪れることがあればぜひ手に取ってみてくださいね。     




くらしまわり

人、モノ、場所、コト。ライター仕事のことについて。二人の男子のことについて。

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